脱毛機は年々新しいバージョンの物が登場しているため、比較的買い代えサイクルは短くなってきていると聞きます。
「今使っている業務用脱毛機が古くなってきたから新しいものを導入したい」
「新たに店舗を開業しようと思っているけれど、使わなくなった業務用脱毛機はどうしたらいいの?」
業務用脱毛機は決して安いものではありませんし、古い業務用脱毛機をどうしたらいいのか悩ましいところですよね。
そこで業務用脱毛機メーカーの下取りサービスや買取事情について調べました。
この記事を読むと、業務用脱毛機器の導入コストを下げられる可能性が高まるので、ぜひ最後までお付き合いください。
買取りと下取りの違いとは
そもそも、それまで使用していた業務用脱毛機を買い取ってもらうにも、買取りと下取りと、2つの選択肢があります。
買取りと下取りとの違いは、次のようなものです。
▼下取りとは…新たな機器を買う際に、販売会社に中古機器を買い取ってもらって購入資金に充てること
買取りのメリットは、いくつかの中古販売業者から査定見積をとって比較できるので、下取りよりも高く売れる可能性があることです。
それに対して下取りのメリットは、買い替えから下取りまでを一本化できるのでよけいな手間が省けることです。
時間をかけられる場合は買取りの査定見積を比較してみてもいいかもしれません。
逆に、価格を比較している時間のぶん、新たな業務用脱毛機を導入してお客さんへのサービスに充てたほうが売上になる、とする考え方もあるでしょう。
業務用脱毛機を高く売るための5つのコツ
では、今まで使ってきた業務用脱毛機を高く売るためには、いったいどうしたらいいのでしょうか。
ここでは5つのコツを紹介いたします。
1. 機器の掃除をする
業務用脱毛機の購入は、見た目の第一印象が重要です。
汚れが目に付くものは、それだけで価値を落としてしまいます。
まずは、徹底的に脱毛機の掃除をしましょう。
他人の肌に触れた脱毛機に、ちょっとでも使用感が残っていたら、誰だっていやな気持ちになりますよね。
業務用ともなると、不特定多数のお客さんに使われているものですから、中古とわかってはいても、汚れがあるかないかで下取り価格は変わってきます。
日ごろから丁寧に脱毛機の手入れをしていると、細かな部分まで目が届くようになるので、扱いに慣れた方に掃除をしてもらうのがいいでしょう。
2. 取扱説明書や保証書を揃える
下取りを検討している脱毛機であれば、すでに機器の扱い方は知り尽くしているかもしれません。
しかし、次のオーナーの方にとっては初めて使う業務用脱毛機ですので、操作方法はまったくわからないはずです。
取扱説明書は必ず揃えるようにしましょう。
また、保証期間内であれば、保証書もしっかり揃えておいてください。
保証期間が残っている業務用脱毛機のほうが、安心感があり、商品価値が高くなります。
取扱説明書も保証書も、面倒くさがって捨ててしまったり、どこにしまったかわからなくなってしまったりする方が多くいらっしゃいます。
業務用脱毛機の取扱説明書も保証書も、下取りのときに大切な書類となるので、きちんと整理しておくことをおすすめします。
3. 付属品や別売りオプション品があれば用意する
付属品や別売りのオプション品も、中古機器を高く下取りしてもらうポイントのひとつです。
キャップやカバーなどの付属品などはつい捨ててしまいがちですが、下取りをしてもらうときには大事な部品となるので、しっかり保管しておきましょう。
本体とは別売りのオプション品も、一緒に売ると下取り価格が上がることがあります。
その場合、オプション品の説明書と保証書もしっかり揃えておくと、さらに評価は高くなります。
ただし、下取りをしてもらう業務用脱毛機のメーカー純正品であればともかく、純正品ではない物だと、まったく査定の対象とならないこともあるので注意が必要です。
4. 需要が高まる時期を狙う
業務用脱毛機に限らず、当然ながら需要のあるときに商品の値段は上がります。
では、業務用脱毛機の需要が高まるのはいつごろでしょうか。
一般的に冬場から3月くらいにかけてが、業務用脱毛機の需要期だといわれています。
脱毛サロンの繁忙期は、肌の露出が増える春から夏にかけてですが、新たに機器を買い替えるのはそれよりも2,3か月前となります。
使い慣れない業務用の機器を繁忙期に導入すると、忙しさの中で不要なミスやトラブルを招き、お客さんに迷惑をかけてしまうリスクがあるからです。
そのような事故が起きないように、余裕をもって新しい脱毛機の操作に慣れておき、繁忙期に備える、という考えのサロン経営者さんが多いのです。
繁忙期に入ってからでは、かえって脱毛機の需要が減ってきてしまうかもしれませんので、適切な時期を見定めておきましょう。
5. 思い立った時が一番の売り時
これまでいろいろと高い価格で下取りしてもらうためのコツを紹介してきましたが、結局は思い立った時が一番の売り時である、とも言えます。
つまり、業務用脱毛機は少しでも早く下取りをしてもらうに越したことはない、ということです。
業務用脱毛機は、新たな客層の開拓や新サービスのため、あるいはお客さんの満足度をあげるため、新機能をもった製品や性能が改善された機器が、日々、開発されています。
新たな脱毛機が販売されれば、それまでのハイエンドモデルは旧式となって、価値が下がってしまいます。
業務用脱毛機の買い替えを検討しているのであれば、できるだけ早く下取りをしてしまう、というのも一つの利口な選択です。
業務用脱毛機は高額なので、下取りには慎重になりがちですが、思い切ったほうがいい結果となることもあります。
車の下取りと同じ感覚で!
高額な物で下取りがある…となると真っ先に連想するのは自動車ではないでしょうか。
新しい車を買い換えるとき、古いものはディーラーに下取りしてもらうのが一般的ですよね。下取りしてもらって、その分新しいものを価格を値引きしてもらうのがお得ですし、無駄が少ないですよね。
業務用脱毛機にも全く同じことが言えます。
「最新の業務用脱毛機を導入したいけれど今使っているものはまだ使えるし…」
確かにそう言った気持ちになるのは良く分かります。
しかし、明らかに作業効率が高くなる、ランニングコストが低くなる…といったメリットが大きいなら、今使っているものは下取りに出して、新しい業務用脱毛機を購入した方が結果的に利益に繋がることは珍しくありません。
下取り価格はまちまち
ただし下取りでどれくらいお得になるかについては一概には言えないのが現状です。
車や家電、パソコンなどを考えれば分かるのですが、ひとつ型が落ちただけで一気に価格が下がってしまいますよね。
業務用脱毛機にも全く同じことが言えます。
そこまで短いスパンで買い替えるものではないので、あまり過度な期待は寄せない方が良いかもしれません。
しかし一方で、思っていた以上に下取り価格が高くつくケースもあるので、しっかりと見積りを取って買い換えるべきか、現状のまま運営していくのかを判断していきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
少しでも高く下取りしてもらえるのであれば、業務用脱毛機の買い替えも、サロン運営に負担なく決めることができそうです。
本記事では、業務用脱毛機を高く売るためのコツとして、次の5つを紹介しました。
- 機器の掃除をする
- 取扱説明書や保証書を揃える
- 付属品や別売りオプション品があれば用意する
- 需要が高まる時期を狙う
- 思い立った時が一番の売り時
いずれにしても、高額な業務用脱毛機の買い替えは、サロン経営者としては非常に悩ましい問題です。
しかし、経営状況が厳しくても、最新の業務用脱毛機を導入したことで、施術時間や回転率が大幅に改善されたというサロン経営者の声も多くあります。
下取りはあくまでも検討材料の一つとして捉え、業務用脱毛機を買い替えた場合の経営改善を前向きに考えてみてはいかがでしょうか。