ハイパースキン脱毛は、痛みの少ない脱毛方式。
ハイパースキン脱毛を採用する業務用脱毛機を検討している方の中には、
「ハイパースキン脱毛の特徴は?」
「メリット・デメリットを知って検討したい」
といった声も多く耳にします。
そこで今回は、ハイパースキン脱毛の仕組みやメリット・デメリット、採用するおすすめ脱毛機まで、徹底的に紹介していきましょう。
この記事を読めば、ハイパースキン脱毛を深く理解することができるので、検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ハイパースキン脱毛とは?その仕組みを解説
ハイパースキン脱毛は、発芽因子の「バルジ領域」に弱い光を当てて、効果を発揮します。
このバルジ領域とは、毛を生やすために必要なタネ。
そのタネとなる細胞そのものを破壊することで、これ以上ムダ毛が生えないように制御することができます。
従来の脱毛方式は、生えている毛を抜くことが主流でした。
ハイパースキン脱毛は、毛を生やすための「タネ」を取り除くイメージになります。
2つの方式を分かりやすくイメージすると、以下のようになります。
図解のように、根っこから排除するのが従来の方法で、タネを取り除くのがハイパースキン脱毛の役目です。
同じバルジ領域を対象としたSHR脱毛方式との違い
バルジ領域を対象とする脱毛方式は、SHR脱毛方式も存在します。
どちらも同じバルジ領域を刺激する脱毛方法ですが、何が異なるのか?まずは下記の表にまとめましょう。
脱毛方法 | ハイパースキン | SHR脱毛 |
---|---|---|
照射する場所 | 発毛因子 | 毛包全体 |
照射のタイミング | 毛周期の休止期 | 毛周期に関係なし |
このようにSHR脱毛は毛包全体を刺激することで発芽因子の再生を防ぐため、毛周期に囚われることはありません。
しかしハイパースキン脱毛は、発芽因子が成長する休止期に合わせて照射。
そのため毛周期に合わせた施術が必要ですが、発芽因子に直接ダメージを与えられるのが特徴です。
結果として、2つの脱毛方式の大きな違いは脱毛するタイミングと言えるでしょう。
ハイパースキン脱毛は効果なし?結果を出すまでの回数を確認
前述のように、タネそのものを取り除く仕組みなので「脱毛後に毛が抜ける!」といった効果を実感しにくいです。
そのため「ハイパースキン脱毛は効果なし」という声も。
実際に、その結果を実感できる回数を従来の脱毛方式と合わせて比較していきましょう。
ハイパースキン脱毛 |
従来の脱毛方式 (IPL/SSC) |
|
---|---|---|
顔 | 約 6回~18回 | 約 16回 |
ワキ | 約12~30回 | 約 8回 |
VIO | 約12~24回 | 約 8回 |
従来の脱毛方式に比べると、多少回数を重ねる必要がありますね。
しかし顔など産毛の多い部分は、早い人で6回程度から効果を実感できるでしょう。
脱毛回数に多少の差があっても、結果的に得られる効果は同じなので、ハイパースキン脱毛でも十分な効果を得られますよ。
ハイパースキン脱毛のメリット・デメリット
ここからは、ハイパースキン脱毛のメリット・デメリットについて解説していきます。
導入を検討する際には、しっかりと確認しておきましょう。
【メリット】照射熱36度で無痛脱毛を実現!
ハイパースキン脱毛が対象としている発芽因子は、表皮のすぐ下に存在します。
そのため36度~38度程度の弱い光でもしっかり刺激を与えることができるので、痛みが少ないことが特徴!
痛みを軽減するために「冷却・ジェル」などを使用するケースもありますが、その必要もありません。
VIOなど痛みを感じやすい部分も痛みを抑えて脱毛できるでしょう。
【メリット】フォト美顔効果で美肌へ導く
ハイパースキン脱毛の光のうち約30%には、肌のコラーゲンを生成する要素が含まれています。
そのため脱毛をしながら、以下4種類の悩みにアプローチすることができるのです。
- たるみ、小じわ
- くすみ
- シミ、そばかす
- ニキビ、ニキビ跡 など
ハイパースキン脱毛の光フェイシャル効果でコラーゲンを生成し、肌トラブルの悩みを改善できますよ。
【メリット】産毛・白髪・金髪も脱毛できる
ハイパースキン脱毛はメラニン色素に反応する仕組みではないので、毛の色に関係なく脱毛効果を発揮することができます。
そのため次のように、
- 白髪
- 産毛
- 金髪
など、脱毛効果を発揮するのが難しいとされていた毛質も、しっかりと結果を出すことができます。
また産毛が多い「顔・背中」の脱毛は、同時に肌トラブルなどに悩まされやすい場所。
そのためハイパースキン脱毛のように肌トラブルを改善しながら産毛も一層できるので、おすすめの脱毛方式といえるでしょう。
【メリット】アトピー・ニキビの方も脱毛を提供できる
これまで説明してきたとおり、ハイパースキン脱毛は人肌に近い低温で脱毛効果を発揮します。
また色に反応する仕組みではないので、痛みが少なく安全に施術を行えることが特徴。
そのため脱毛が難しいとされていたニキビやアトピー体質の方でも、問題なく脱毛を受けることができるのです。
炎症を起こしているじゅくじゅくした状態への照射は難しいですが、それ以外であれば問題なく脱毛することができます。
【メリット】子ども脱毛にも最適
ハイパースキン脱毛は、唯一子ども脱毛ができる脱毛方式。
低温でじっくりと効果をあらわすため、小さなお子様でも問題なく、安全に施術をすることができます。
また小麦色の肌をした子どもでも、問題なく脱毛OK!
小さいうちから脱毛をすれば、大人になってのムダ毛処理を軽減できるでしょう。
【デメリット】効果を実感しにくい
ハイパースキン脱毛は、いま現在生えている毛にアプローチする方法ではないので、効果を実感し辛いと感じる方も多いです。
そのため施術後に、するっと毛が抜けた!などの過程を実感しづらいでしょう。
時間をかけてじわじわと効果を発揮するため、「効果ないかも…」と感じてしまう方もいるようです。
【デメリット】ハイパースキン脱毛を採用する業務用脱毛機が少ない
ハイパースキン脱毛は、2006年ごろに開発された新しい脱毛方式のため、採用する業務用脱毛機が少ないです。
そのためハイパースキン脱毛を目的として業務用脱毛機を選ぶと、数が限られてしまうでしょう。
さらにその機器自体も高額なものが多く、実際の脱毛メニュー展開では単価をあげる必要が出てくる可能性が高いです。
こうした点も考慮して、ハイパースキン脱毛を採用する脱毛機を検討してみてください。
代表的な脱毛方式とハイパースキン脱毛を徹底比較
ここではハイパースキン脱毛とその他の脱毛方式について、それぞれの特徴を下記の表にまとめます。
産毛 | 太い毛 | 痛み | 美肌 | |
---|---|---|---|---|
ハイパースキン 脱毛 |
||||
SHR脱毛 | ||||
SSC脱毛 | ||||
IPL脱毛 |
実際に比較してみると、その他の脱毛方式に比べて、肌に優しい方法であることが分かります。
そのため敏感肌などデリケートな肌質の方に脱毛を提供できるサロンとして方針を固めている場合など、特におすすめの方式と言えますね。
ハイパースキン脱毛を採用する業務用脱毛機なら「ハイパースキンカレン」
痛みを友わないただ一つの脱毛機として君臨する「ハイパースキンカレン」。
こちらはハイパースキン脱毛を採用している唯一の業務用脱毛機です。
またハイパースキンカレンを提供する会社「KANNA」では、メーカー直営サロンも経営しています。
そのためセミナーを通して、実績に基いたノウハウをレクチャーする経営サポートも充実。
導入後のサポートがした機器を選びたい方も、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回は、ハイパースキン脱毛について解説しました。
最後にもう一度、そのポイントをについておさらいしていきましょう。
- 肌に優しい脱毛を徹底
- 子ども向けの脱毛も可能
- メンズサロン経営には不向き
以上3点が挙げられます。
「ハイパースキン脱毛の導入に悩む」
「肌に優しい脱毛を提供したい」
など考えている方は、この記事を参考にハイパースキン脱毛を導入するべきか、じっくり検討してみてくださいね。